用語集 > 労働・社会
高度プロフェッショナル制度とは?
英語:Highly professional work system
別名:高プロ, 脱時間給制度
意味
高度な専門知識を要し、年収が一定以上の人を対象に、労働時間や割増賃金の規定を適用しない制度です。2019年に始まりました。
くわしい解説
高度プロフェッショナル制度は、働き方改革関連法により2019年4月に導入された制度です。金融商品の開発、アナリスト、コンサルタントなど、高度な専門知識を必要とする業務に就き、一定以上の年収がある人が、本人の同意などを条件に、労働時間、休憩、休日、深夜の割増賃金に関する規定の対象から外れます。
時間ではなく成果で評価される働き方を可能にするという狙いがありますが、労働時間の規制が外れることから、長時間労働への懸念が根強くあります。そのため、健康を守る措置として、年間を通じた休日の確保や、勤務間のインターバルなどのうち、決められた措置を講じることが義務づけられています。
対象となる人の数は、導入が進んでいないとの指摘もあります。ニュースでは、対象業務や年収要件を広げるかどうか、健康確保の実効性が論点になります。裁量労働制の「みなし時間」の仕組みとは別物で、こちらは時間の規定そのものが適用されません。
例・ヒント
例:年収が要件を大きく上回る金融商品の開発担当者が、書面で同意したうえでこの制度の対象になると、残業代は支払われない代わりに、年間を通じて決められた日数の休日が確保されます。
よくある誤解・注意点
年収が高ければ誰でも対象になるわけではありません。対象は法令で定める業務に限られ、本人の同意も欠かせません。本人が同意を後から撤回できる仕組みも設けられています。
関連する用語
※ 解説はAIが作成しています。誤りや古い内容を含む可能性があります。正確な内容は公的機関・原文でご確認ください。投資などの判断は、ご自身の責任で行ってください。