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古典派経済学とは?
英語:Classical economics
別名:古典派, 古典学派
意味
価格や賃金の調整によって資源が効率よく配分されると考え、政府の介入は小さくてよいとする、アダム・スミス以来の経済学の系譜です。
くわしい解説
古典派経済学は、アダム・スミス、デヴィッド・リカードらに代表される18世紀後半から19世紀にかけての経済学を指します。価格が需要と供給に応じて動くことで、資源が自然に配分されると考える点に特徴があります。マクロの面では、価格と賃金が十分に伸び縮みすれば、労働を含む資源は使い切られ、失業は一時的なものにとどまると見ます。供給がそれ自体で需要をつくる、というセイの法則も、この流れの代表的な考えです。
歴史的には、1930年代の大恐慌で大量失業が長く続いたことが、この見方への疑問を強めました。そこからケインズ経済学が登場しますが、古典派の発想は消えたわけではありません。1970年代以降、価格調整や合理的な行動を重んじる立場が、新古典派やマクロ経済学の「新しい古典派」として復活しました。
経済の議論を読むときは、その主張が「価格が動けば長期的には調整される」という前提に立っているのか、「短期には調整が遅れる」と見ているのかを見分けると、立場の違いがわかりやすくなります。
例・ヒント
例:賃金が下がりにくいために失業が残るとき、古典派の考えでは、賃金が十分に調整されれば雇用は元の水準に戻ると説明し、問題の原因を制度や硬直性に求めます。長期の分析では、今も使われる発想です。
よくある誤解・注意点
「古典派」は、古い学説という意味だけではありません。現代でも、長期の分析では価格調整を前提にする考え方が広く使われます。また、スミスの時代の主張と、現代の新古典派は、同じではありません。
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