リサーチ・ダイジェスト

用語集 > 労働・社会

実質賃金とは?

英語:Real Wages

意味

名目の賃金を物価の変動で調整した、賃金で実際に買える量を表す指標。

くわしい解説

名目の賃金を、物価の変動で調整した値で、賃金で実際にどれだけのモノやサービスを買えるかを表します。名目賃金の増減率から物価の上昇率を差し引いたものが、おおよその実質賃金の増減率になります。賃金の購買力を測る指標です。

家計の暮らし向きに直結するため、重視されます。名目賃金が増えていても、物価がそれ以上に上がれば実質賃金は減り、生活が苦しくなります。個人消費を左右し、景気にも影響します。物価目標の議論では、賃金と物価が互いに高まる好循環が実現するかが論点で、実質賃金の動きがその目安の一つとなります。

日本では、厚生労働省の「毎月勤労統計調査」の実質賃金指数が広く報じられます。一般に、現金給与総額を、持家の帰属家賃を除く消費者物価指数で割って求めます。ニュースでは、前年同月比がプラスかマイナスか、どの物価指数で割ったか、事業所の規模(5人以上か30人以上か)、賞与の影響が大きい月かどうかを確認します。

例・ヒント

例:名目賃金が増えても物価がそれ以上に上がれば実質賃金は減る。どの物価指数で割るかで値が変わる。

よくある誤解・注意点

実質賃金がマイナスでも、名目賃金が減っているとは限りません。物価の上昇が賃金の伸びを上回ると、マイナスになります。また、使う物価指数が違えば値も変わります。数字の出どころを確認します。

関連する用語

※ 解説はAIが作成しています。誤りや古い内容を含む可能性があります。正確な内容は公的機関・原文でご確認ください。投資などの判断は、ご自身の責任で行ってください。

用語集の一覧へ 最新のレポート要約を見る →