リサーチ・ダイジェスト

用語集 > 統計・指標

名目と実質とは?

英語:Nominal and Real

別名:名目GDP, 実質GDP, 名目値, 実質値

意味

名目は物価変動を含む額面の値、実質は物価の影響を取り除いた値。

くわしい解説

経済の数字には、実際の金額で測る「名目」と、物価の変動の影響を取り除いて測る「実質」があります。名目GDP、名目賃金、名目金利などが前者で、実質GDP、実質賃金、実質金利が後者です。実質は、名目の値を物価指数で調整して求めます。

物価が上がる局面では、名目の数字だけが膨らんで見えることがあります。たとえば給料が3%増えても物価が4%上がれば、買えるモノの量は減ります。そのため、暮らしや生産量の実態を知りたいときは実質で、物価を含めた金額の規模を知りたいときは名目で見ます。

ニュースでは、記事が名目の話なのか実質の話なのかをまず確認します。調整に使う物価指数(GDPデフレーター、CPIなど)によっても、実質の値は変わります。名目と実質の差は物価の動きを反映するので、両者がどれだけ開いているかが、物価上昇の大きさを知る手がかりになります。

例・ヒント

例:名目GDPが増えても物価上昇が主因なら実質は増えていない。ニュースはどちらの話か確認する。

よくある誤解・注意点

「実質」という言葉は、日常語の「実際の」と逆に感じられることがあります。経済統計では、実質は物価の影響を除いた値で、実際に支払われる金額に近いのは名目の方です。

関連する用語

※ 解説はAIが作成しています。誤りや古い内容を含む可能性があります。正確な内容は公的機関・原文でご確認ください。投資などの判断は、ご自身の責任で行ってください。

用語集の一覧へ 最新のレポート要約を見る →