リサーチ・ダイジェスト

用語集 > 労働・社会

人的資本とは?

英語:Human capital

別名:人的資本経営

意味

教育や訓練、経験により個人が身につけた知識や技能を、経済的な資本とみなす考え方。

くわしい解説

人的資本は、教育、訓練、経験などによって個人が身につけた知識や技能、健康などを、将来の収入や生産を生む資本とみなす考え方です。機械や建物のような物的資本に対し、人に宿る資本と捉えます。経済学では、教育への投資が賃金や成長を高める説明に使われてきました。

近年は企業経営でも、人材をコストではなく、育てて価値を高める資本と見る動きが広がり、人的資本経営と呼ばれます。国内では、上場企業などの有価証券報告書で、人材育成の方針や社内環境の整備に関する情報の開示が求められるようになりました。

開示を読むときは、研修の費用や時間のような投入だけでなく、離職率や男女の賃金差、従業員の意欲といった結果の指標も確認します。各社で定義が異なるものもあり、数字を単純に横並びで比べにくい点には注意が必要です。

例・ヒント

例:企業が従業員の教育投資や人材育成の方針を開示する動きは、人的資本経営の文脈で語られる。

よくある誤解・注意点

人的資本を高めることは、学歴を上げることだけではなく、仕事での経験や職場での訓練も含みます。また、人を資本として扱う考え方は、人を物のように扱うという意味ではありません。

関連する用語

※ 解説はAIが作成しています。誤りや古い内容を含む可能性があります。正確な内容は公的機関・原文でご確認ください。投資などの判断は、ご自身の責任で行ってください。

用語集の一覧へ 最新のレポート要約を見る →