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円の購買力とは?
英語:Purchasing power of the yen
別名:円の実力, 通貨の購買力
意味
円で実際にどれだけの財やサービスを買えるかを示す力。国内の物価と海外との為替レートの両面から考えます。円安では海外の物が割高になります。
くわしい解説
購買力とは、手にしたお金で、どれだけの物やサービスが買えるかを表す考え方です。円の購買力には二つの面があります。国内では、物価が上がると同じ金額で買える量が減り、購買力が下がります。海外では、為替レートが円安になれば、円で買える外国の物やサービスが減り、海外から見ると、日本の物は割安になります。
購買力平価の考え方では、同じ物は国が違っても、同じ価値になるはずだと考えます。この比較で円の実力を測ると、為替レートが実力を反映しているかどうかを検討する材料になります。ただし、輸送が難しいサービスや規制の違いなどにより、物価の水準は国ごとに異なり、完全に一致するわけではありません。
報道で「円の購買力が低下」と出てきたら、国内の物価からの話か、海外との為替からの話かを区別します。実質実効為替レートが過去の水準と比べて低いときに、円の対外的な購買力が弱まっているという説明がされます。
例・ヒント
例:1ドル100円のとき、10ドルの商品は1,000円で買えます。1ドル150円になれば、同じ商品を買うのに1,500円が必要になり、円の購買力は海外の物に対して低下します。
よくある誤解・注意点
円安は、国内の購買力が下がることと同じではありません。国内で買う物の価格が変わらなければ、国内での購買力は変わりませんが、輸入品の価格などを通じて、物価に波及する可能性はあります。
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