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寡占とは?
英語:Oligopoly
別名:寡占市場
意味
少数の大企業が市場の大部分を占めている状態です。各社が互いの出方を意識して価格や生産量を決める点が特徴とされます。競争と協調の両面が生じます。
くわしい解説
寡占では、売り手が少数であるため、ある企業が値下げや増産を行えば、競合各社の販売に大きく影響します。そのため、企業は他社の反応を予想しながら戦略を選ぶことになり、ゲーム理論で分析されることが多い市場の形です。
各社が協調して価格を高く保てれば利益は増えますが、各社に抜け駆けの動機があるため、協調は不安定になりがちです。また、話し合いで価格や数量を取り決める行為(カルテル)は、多くの国で禁止されています。一方、競争が穏やかなままで価格が硬直しやすい傾向も指摘されます。
携帯電話、航空、ビール、スマートフォン用ソフトなどで、少数の企業が市場を占める例があります。料金の動きが各社でそろうニュースを見たら、自然な競争の結果なのか、不当な協調がないのかが、競争当局の関心事になることを意識すると、背景が読み取りやすくなります。
例・ヒント
例:ある業界で上位3社が国内販売の大半を占めているとします。1社が値上げをしても他社が追随しなければ客を失うため、各社は互いの価格を気にしながら動きます。これが寡占の特徴です。
よくある誤解・注意点
寡占は「少数の企業が競争している」状態であり、談合や価格の取り決めとは別です。寡占でも激しい競争が行われることがあり、市場の集中度だけで良し悪しは決まりません。
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