用語集 > 経済学の基礎
独占とは?
英語:Monopoly
別名:独占市場
意味
ある市場で、売り手が1社だけの状態をいいます。競争相手がいないため、価格を高めに設定しやすく、数量が少なくなりがちです。
くわしい解説
独占の市場では、供給者が1社だけなので、その企業は需要曲線を見ながら、利益が最大になる価格と数量を選べます。完全競争とくらべると、生産量を絞って価格を高く設定する傾向があり、消費者の余剰が減り、社会全体の効率も損なわれるとされます。
独占が生じる背景には、特許などの法的な保護、希少な資源の占有、規模の経済によって1社で供給するほうが低コストになる事情(自然独占)があります。電力や水道などの一部は自然独占の性質をもつとされ、価格や参入を規制する制度が設けられることがあります。
企業の合併や買収のニュースでは、競争当局が市場の集中度や価格への影響を審査します。独占的な企業であっても、新技術の登場や代替品の存在によって力が弱まることがあるため、市場の範囲をどう定義するかが論点になりやすい点にも注意が必要です。
例・ヒント
例:ある地域でただ1社の事業者がガスを供給している場合、競合がないため、料金を自由に決められるとすれば高くなりがちです。そのため料金の規制が置かれることがあります。
よくある誤解・注意点
市場シェアが大きいことと、独占であることは同じではありません。また、独占そのものが違法とは限らず、不当な手段で独占を築いたり維持したりする行為が問題になります。
関連する用語
※ 解説はAIが作成しています。誤りや古い内容を含む可能性があります。正確な内容は公的機関・原文でご確認ください。投資などの判断は、ご自身の責任で行ってください。