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デフレ脱却とは?
英語:Escape from Deflation
意味
物価が持続的に下がる状況から抜け出し、再び下落する見込みがない状態になること。一時的な物価の上昇だけでは、脱却とは言えない。
くわしい解説
物価が持続的に下がる状況から抜け出し、再び下落する見込みがない状態になることです。物価が一時的にプラスに転じただけでは足りず、再びデフレに戻らないと判断できることが求められます。日本の政府や日本銀行の経済政策で、重要な目標として掲げられてきました。
判断に当たっては、消費者物価の動きだけでなく、GDPデフレーター、需給ギャップ、単位労働コスト(ユニット・レーバー・コスト)などの指標を総合して見る、とされています。物価の上昇が輸入コストのような外的要因に偏っていないか、賃金の上昇を伴うかが論点になります。
ニュースでは、「デフレ脱却宣言」や「脱却に向けた」といった表現が出ます。物価目標の達成と同じ意味ではなく、判断の主体(政府か日本銀行か)によっても使われ方が異なります。賃金と物価が互いに押し上げ合う好循環が続くかを確認します。
例・ヒント
例:円安による輸入品の値上がりでCPIがプラスになっても、賃金が伸びず需要が弱ければ、脱却とは言い難い。賃金と物価が互いに押し上げ合う好循環が続くかが焦点になる。賃金の上昇を伴うかが、一時的か持続的かの手がかりになる。
よくある誤解・注意点
物価が上がり始めたことだけで、デフレ脱却とはいえません。コストの上昇による値上がりは、需要の強さを示さないため、判断は慎重に行われます。宣言の有無も、立場により見方が分かれます。
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