用語集 > 統計・指標
ベース効果とは?
英語:Base effect
別名:ベースエフェクト, base effect, 反動減
意味
前年比などの計算で、比べる基準(1年前など)が大きく低い、または高いと、今の実力と関係なく、伸び率が高く、または低く出る現象です。
くわしい解説
前年比は「今の値÷1年前の値」で決まるので、分母にあたる1年前の水準しだいで結果が変わります。1年前に大きく落ち込んでいれば、今年は少し戻るだけで前年比が大きなプラスになります。逆に、1年前に特需で急増していれば、今年が普通の水準でも前年比はマイナスになります。これがベース効果です。
景気の急落と回復の局面や、エネルギー価格の急変、消費税率の引き上げ前後には、ベース効果が大きく働きます。そのため、前年比の高さや低さだけで勢いの強さを判断すると、誤ります。2年前と比べた数字や、季節調整済みの前期比と組み合わせて見ます。
見かけたら、1年前に何が起きたかを思い出します。「前年比で大幅プラス」という見出しでも、前年が異常に低かっただけなら、水準が回復しきっていない可能性があります。「反動減」という言葉も、同じ構造を指します。
例・ヒント
例:(数字は仮のものです)ある店の売上が、2年前の100から前年は60に落ち込み、今年は78に戻ったとします。前年比は78÷60−1で+30%ですが、2年前と比べると78÷100−1で−22%のままです。
よくある誤解・注意点
ベース効果は統計の誤りではなく、計算上の自然な結果です。また、効果は1年後に反対向きに出ることもあります。たとえば、前年の急落を受けた高い伸びは、翌年には同じ理由で小さく見えがちです。
関連する用語
この言葉が出てくる出来事
- 食料品の消費減税と、長期金利上昇下の財政の持続性が議論された (2026-08-03)
※ 解説はAIが作成しています。誤りや古い内容を含む可能性があります。正確な内容は公的機関・原文でご確認ください。投資などの判断は、ご自身の責任で行ってください。