用語集 > 法律・制度
説明義務とは?
英語:Duty to Explain
別名:説明責任(金融販売)
意味
金融商品などを売る側が、契約の前に、リスクや費用といった重要な事項を、顧客が理解できるように説明しなければならない義務です。
くわしい解説
説明義務とは、事業者が顧客と契約を結ぶ前に、商品の仕組み、元本割れなどのリスク、手数料などの重要な事項を、顧客が理解できるように説明しなければならないという義務です。金融サービスの提供に関する法律や金融商品取引法、保険業法などに、それぞれ具体的な定めがあります。書面を交付するだけでなく、顧客の知識や経験に合わせた方法と程度で説明することが求められるとされます。
金融商品は、売る側と買う側の持つ情報に大きな差があります。説明が不十分なまま契約が結ばれると、あとから思わぬ損失や費用に気づいて、トラブルになりがちです。説明義務は、この情報の差を縮めて、顧客が自分の判断で契約を選べる状態をつくるために置かれています。説明をしなかった場合に、事業者の賠償責任が問題になる場面もあります。
ニュースで説明義務違反が取り上げられたら、何について説明が不足していたのかを見ます。リスクの説明だったのか、費用の説明だったのかで、問題の性質が変わります。書面を渡したことと、顧客が理解できたことは別の話で、実務では両方が重視されます。
例・ヒント
例:投資信託の購入時に、運用にかかる信託報酬や、基準価額が下がって元本割れとなるおそれを、顧客が内容を理解できるよう説明する場面が、説明義務の典型です。書面の交付だけで済ませず、口頭でも補います。
よくある誤解・注意点
契約書に署名があれば説明は十分だとは限りません。顧客の理解度に応じた説明だったかが問われます。逆に、説明を受けたあとの値下がりは、それだけで事業者の責任にはなりません。
関連する用語
※ 解説はAIが作成しています。誤りや古い内容を含む可能性があります。正確な内容は公的機関・原文でご確認ください。投資などの判断は、ご自身の責任で行ってください。