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ベーシックインカムとは?
英語:Basic Income
別名:BI, 最低所得保障
意味
すべての人に、所得や就労の有無にかかわらず、一定額の現金を定期的に給付するという構想で、支持と批判が分かれます。実現には財源が課題となります。
くわしい解説
ベーシックインカムは、国や自治体がすべての個人に、審査や条件を付けずに一定額の現金を定期的に給付するという考え方です。生活保護のように困窮を確認する仕組みがなく、働いても給付が減らない点が特徴です。実際に全国民へ導入した国はなく、各地で小規模な実験が行われています。フィンランドでは2017〜2018年に、失業者を対象にした実験がありました。
支持する側は、貧困の解消、行政手続きの簡素化、働き方の選択の自由、AIによる雇用の変化への備えを利点に挙げます。批判する側は、膨大な財源が必要になること、就労意欲への影響、既存の年金や医療、福祉との関係で、かえって弱い立場の人への支援が薄くなることを懸念します。
論じられるとき、金額、財源(増税か既存制度の置き換えか)、対象の範囲が明示されているかが重要です。条件付きの給付や、給付付き税額控除などの、似て非なる案も混同されがちなので、提案の中身を確かめて読むとよいでしょう。
例・ヒント
例:ある提案は、全国民に毎月一定額を給付し、その財源の一部を年金や生活保護などの既存の給付の見直しで賄うとする。必要な金額と、その負担の分け方が主な争点になる。
よくある誤解・注意点
小規模な実験では生活満足度の向上などを示した例もありますが、期間や対象が限られ、全国民に広げた場合の効果や財政への影響を直接示すものではありません。条件を付けた給付とは仕組みが異なります。
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