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ドル資金調達とは?
英語:US Dollar Funding
別名:ドル調達
意味
米国外の金融機関や企業が、貿易や投資、貸出のために必要なドルを、市場や中央銀行の枠組みから確保することです。危機時には、中央銀行による供給が重要になります。
くわしい解説
ドルは国際取引の決済や貸借で広く使われる通貨のため、米国外の銀行や企業も大量のドルを必要とします。ドルの預金基盤が小さい金融機関は、短期のドル市場や、為替スワップ、通貨ベーシス・スワップなどを通じてドルを集めます。このため、市場が不安定になるとドルの取り合いになりやすくなります。
危機のときには、ドルの調達コストが急上昇して、貸出の縮小や資産の売却につながることがあります。この波及を防ぐため、主要国の中央銀行は、米国の中央銀行を通じてドルを供給する枠組み(通貨スワップ協定)を整備してきました。外貨準備の水準も、備えの一つです。
報道では、通貨ベーシスの拡大や、中央銀行によるドル供給オペの利用状況に注目します。市場の緊張が高まっているかどうかを知る、重要な手がかりになります。あわせて、中央銀行間の通貨スワップ協定が発動されたかどうかも、緊張度合いの目安になります。
例・ヒント
例:海外で融資を行う日本の銀行は、預金だけではドルが足りないため、短期市場や為替スワップでドルを調達し、融資先に貸し出している。その際、調達に失敗すると、貸出を絞らざるを得なくなる。
よくある誤解・注意点
ドル資金調達の難しさは、その国の経済が悪いことを意味するとは限りません。調達が難しくなる原因は、世界的な市場の混乱であることも多いです。調達が難しくなる原因は、その国の問題ではなく、世界的な市場の動揺にあることが多いです。
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