用語集 > 歴史・事件

ブレトン・ウッズ体制とは?

英語:Bretton Woods system

別名:ブレトン・ウッズ協定, IMF体制

意味

第二次世界大戦後に作られた、ドルを金と結びつけ、各国の通貨をドルに対して固定する国際通貨体制です。1970年代初めに事実上崩れました。

くわしい解説

1944年、米国のブレトン・ウッズで連合国の代表が集まる会議が開かれ、戦後の国際通貨の枠組みが決まりました。米ドルは一定の比率で金と交換でき、他の国の通貨はドルとの交換比率を原則として固定する、という仕組みです。国際通貨基金(IMF)と世界銀行が、この会議をもとに設立されました。

固定された為替レートは、貿易や資本取引の見通しを立てやすくし、戦後の復興と貿易拡大を支えたと評価されます。一方で、ドルの供給が増えるほど金との交換への信認が揺らぐという問題を抱えていました。米国の国際収支の悪化などを背景に、1971年のニクソン・ショックで金とドルの交換が停止され、主要国は1973年ごろまでに変動相場制へ移りました。

今日のニュースで「新しいブレトン・ウッズ」といった言い方を見かけたときは、通貨の仕組みを大きく作り直す提案なのか、単に国際的な議論を指す比喩なのかを読み分けましょう。

例・ヒント

例:1ドル=360円という円の固定レートは、この体制のもとで1949年に定められたものです。1971年以降は為替が市場で変動するようになり、円高や円安が日常的に報じられるようになりました。

よくある誤解・注意点

IMFや世界銀行はいまも存在しますが、金とドルを結びつけた固定相場の仕組み自体は終わっています。機関が続いていることと、体制が続いていることを混同しないようにします。

関連する用語

※ 解説はAIが作成しています。誤りや古い内容を含む可能性があります。正確な内容は公的機関・原文でご確認ください。投資などの判断は、ご自身の責任で行ってください。

用語集の一覧へ 最新のレポート要約を見る →