用語集 > 国際経済・各国
直接投資と証券投資とは?
英語:direct investment and portfolio investment
別名:対外直接投資, 証券投資, ポートフォリオ投資
意味
国境を越えた投資のうち、経営への関与を目的とするものが直接投資、値上がりや配当などの収益が目的のものが証券投資。資金の動きやすさが違う。
くわしい解説
外国への投資は、目的によって大きく二つに分けられます。直接投資は、外国の企業の経営に長く関わるための投資で、現地法人の設立、工場の建設、企業の買収などが該当します。国際収支の統計では、議決権の10%以上を持つ場合が、一つの基準とされています。
一方の証券投資は、株式や債券を、値上がり益や配当、利子を目的として売買する投資です。市場の状況に応じて素早く売り買いされるため、資金の流れが短期間で大きく変わりやすい特徴があります。そのため、新興国の資金流出のように、急に引き揚げられる事態が問題になることがあります。
報道では、どちらが動いているのかを区別して読むと理解が深まります。直接投資は拠点や雇用につながり、比較的安定しています。証券投資は為替や金利の変化で動きやすいため、「資金流入」の中身がどちらかを確認しましょう。
例・ヒント
例:日本の自動車メーカーが、海外に新工場を建てるのは直接投資。同じ国の企業の株式を、値上がりを見込んで数日だけ持つのは証券投資にあたる。前者は長期、後者は短期の動きが中心になる。
よくある誤解・注意点
投資額の大きさではなく、経営に関わる意図があるかどうかが、区別の基本です。ただし、統計上は、議決権の比率などで機械的に分けられる点に注意してください。分け方は統計上のルールで決まり、投資家の意図そのものではありません。
関連する用語
※ 解説はAIが作成しています。誤りや古い内容を含む可能性があります。正確な内容は公的機関・原文でご確認ください。投資などの判断は、ご自身の責任で行ってください。