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正常財と劣等財とは?
英語:Normal Goods and Inferior Goods
別名:上級財と下級財, 正常財, 劣等財
意味
所得が増えると需要が増える財を正常財、反対に需要が減る財を劣等財と呼びます。品質の優劣を意味する言葉ではありません。所得弾力性で整理されます。
くわしい解説
正常財は、所得が増えるにつれて購入量が増える財です。外食、旅行、家電など、多くの財がこれにあたります。劣等財は、所得が増えると購入量が減る財です。たとえば、安価な即席めんや中古品などが、人によって劣等財になることがあります。より好ましい代わりの財に切り替えるためです。
正常財のうち、所得が増えるにつれて支出の割合も増える財を贅沢品、増加の割合が小さい財を必需品と区別することがあります。この分類は、所得に対する需要の変化(所得弾力性)で整理されます。所得が増えた場合に、人々の消費がどう変わるかを予測する際に役立ちます。
景気や賃金に関するニュースで、「節約志向で売れた」「ぜいたく品が好調」などと書かれていたら、どちらの財の動きかを意識するとよいでしょう。ただし、ある財が正常財か劣等財かは、人や時期、所得の水準によって変わりえます。
例・ヒント
例:学生のころは安い外食を多く利用していた人が、収入が増えて質の高い店に行くようになった場合、安い外食はその人にとって劣等財の性質をもつといえます。これが所得に応じた切り替えの例です。
よくある誤解・注意点
「劣等」という名前は品質が悪いという意味ではなく、所得との関係を示すだけです。また、同じ財でも、人や所得水準により、正常財にも劣等財にもなりえます。分類は人ごとに異なります。
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