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乗数効果とは?
英語:Fiscal multiplier
別名:財政乗数
意味
政府支出などの最初の増加が所得と消費の連鎖を通じ、最初の増加額より大きくGDPを押し上げる効果。増加分に対するGDP増加分の比が乗数。
くわしい解説
乗数効果は、政府支出の増加などが最初の需要を生み、それが誰かの所得となり、その一部が消費されてさらに別の誰かの所得になる、という連鎖を通じて、最初の増加額より大きくGDPを押し上げる効果です。波及の大きさを示す倍率が乗数で、増加分に対するGDPの増加分の比で表されます。
倍率は、所得のうち消費に回る割合が高いほど大きく、貯蓄や税、輸入に漏れる割合が高いほど小さくなります。経済に余っている資源が多い不況期には大きく、完全雇用に近いときは小さくなるとされ、金利上昇による民間投資の押しのけも効果を弱めます。政策評価の中心的な論点で、推計値も研究によって幅があります。
政府の経済対策の効果を示す数字が出てきたら、乗数をいくつと仮定した試算なのか、何年間の累積なのかを確認します。同じ政策でも前提が違えば結果は大きく変わるため、一つの数字だけを絶対視せず、複数の推計を見比べるのが安全です。
例・ヒント
例:公共事業に1兆円を支出し、受け取った所得の6割が消費に回る単純なモデルでは、波及で需要は約2.5兆円になる。貯蓄や輸入に漏れる分で、実際はより小さい。試算結果は仮定する乗数に左右される。
よくある誤解・注意点
乗数は固定の定数ではなく、景気の局面や政策の種類、家計の貯蓄行動で変わります。「1兆円使えば必ずn兆円増える」という意味ではなく、減税と歳出でも効果は異なるとされます。
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※ 解説はAIが作成しています。誤りや古い内容を含む可能性があります。正確な内容は公的機関・原文でご確認ください。投資などの判断は、ご自身の責任で行ってください。