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相対的貧困率とは?
英語:Relative poverty rate
別名:貧困率
意味
世帯の等価可処分所得が中央値の半分(貧困線)に満たない人が、全体に占める割合。社会の標準的な生活との差で貧困をとらえる。
くわしい解説
相対的貧困率は、世帯の所得を人数で調整した等価可処分所得を使い、その中央値の半分(貧困線)に満たない人が、全体に占める割合です。社会の標準的な所得との相対的な差で貧困を定義する点が特徴で、日本では厚生労働省の国民生活基礎調査をもとに算出されます。
食料や住居が確保できない状態を指す絶対的貧困とは別の考え方で、周りの人が当たり前に享受している生活や機会に参加できない状態に注目します。貧困線が中央値に連動するため、社会全体の所得水準が下がると貧困線も下がり、率が変わらなくても生活の苦しさが増すことがありえます。子どもやひとり親世帯の貧困率は、とくに注目されます。
数字を見るときは、全体か子どもか、調査年はいつか、等価可処分所得の定義はどうかを確認します。国際比較では、OECDなどの基準に合わせた数値か、国の公表値かで差が出ることもあります。
例・ヒント
例:等価可処分所得の中央値が250万円なら、貧困線は125万円。全員の所得が一律に下がれば貧困線も下がって率は変わらないが、人々の生活の苦しさは増しうる。食料不足を指す絶対的貧困とは別の考え方。
よくある誤解・注意点
貧困率が高いことは、食べ物にも困る人が多いという意味ではありません。また、全員の所得が同時に増えても、中央値が上がれば貧困線も上がるため、率は大きく変わらないことがあります。
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