リサーチ・ダイジェスト

用語集 > 企業・産業

内部留保とは?

英語:Retained earnings

別名:利益剰余金

意味

企業が稼いだ利益のうち、配当などで外部に出さず社内に蓄えた分。

くわしい解説

内部留保は、企業が稼いだ利益のうち、配当や税金として外に出さず、社内に積み上げてきた部分を指す通称です。会計上は主に、貸借対照表の純資産に載る「利益剰余金」にあたります。毎年の利益から配当などを引いた残りが、年々積み重なっていきます。

内部留保は、新しい設備への投資、研究開発、不況時の備え、借入の返済などに使われます。外部から借りるより自前の資金で動ける点で、経営の安定に役立ちます。日本企業の内部留保が大きく積み上がっていることは、賃上げや投資、株主還元に回すべきではないかという議論の的になってきました。

報道では「内部留保が過去最高」といった見出しが出ます。このとき、数字が利益剰余金のことか、現金・預金のことかを確認します。利益剰余金は、すでに工場や在庫、株式などに姿を変えている部分が多く、すぐに使える現金とは限りません。現預金の額と合わせて見ることが大切です。

例・ヒント

例:「内部留保=現金」ではなく、設備や在庫などに形を変えている部分も多い。活用の議論ではこの点に注意。

よくある誤解・注意点

内部留保は、金庫にある現金の額ではありません。「内部留保を取り崩せば賃上げできる」という単純な見方も、実態とは合いません。賃上げは毎年の費用なので、継続できる収益力も問われます。

関連する用語

※ 解説はAIが作成しています。誤りや古い内容を含む可能性があります。正確な内容は公的機関・原文でご確認ください。投資などの判断は、ご自身の責任で行ってください。

用語集の一覧へ 最新のレポート要約を見る →