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非関税障壁とは?
英語:non-tariff barrier
別名:NTB, 非関税措置
意味
関税以外の方法で、外国製品の輸入やサービスの提供を難しくする規制・制度・慣行のこと。基準や手続き、補助金なども含まれる。
くわしい解説
関税は税率という数字で見えますが、輸入を難しくする方法は関税だけではありません。輸入の数量制限、独自の安全基準や検査、複雑な通関手続き、政府調達での自国企業の優遇、補助金などが、非関税障壁にあたり得ます。
関税を下げる交渉が進むほど、こうした関税以外の措置が貿易の壁として目立つようになります。ただし、食品の安全や環境の保護を目的とした正当な規制も多く、どこから障壁になるのかの線引きは簡単ではありません。そのため協定では、規格を国際的な基準にそろえることや、手続きの透明化などが取り決められます。
ニュースで「障壁だ」と指摘されたときは、誰がそう主張しているのか、規制の目的が安全などの正当なものか、内外の事業者を同じに扱っているかを見てください。立場によって評価が分かれやすい論点です。貿易交渉では、関税よりもこちらが難題になる傾向があります。
例・ヒント
例:輸入した自動車に対し、国内メーカーには課されない独自の試験を義務づけ、検査に数か月かかる。これを外国メーカーが非関税障壁だと主張し、政府間協議になった。結果として、日本車の販売が伸びにくくなった。
よくある誤解・注意点
規制があれば必ず非関税障壁というわけではありません。国内外の企業を同じ条件で扱い、安全などの正当な目的がある規制は、通常は障壁とみなされません。安全のための規制と、保護のための規制は区別されます。
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