リサーチ・ダイジェスト

用語集 > 財政・政策

財政赤字とは?

英語:Fiscal deficit

意味

政府の歳出が税収などの歳入を上回り、不足分を国債などで賄っている状態。

くわしい解説

財政赤字は、政府の歳出が、税収などの歳入を上回る状態をいい、足りない分は国債の発行などの借り入れで賄います。一般には単年度の収支の不足を指し、その大きさは金額のほか、GDPに対する比率で示されることもあります。利払いを含めて見る場合と、除いたプライマリーバランスで見る場合があります。

赤字が続くと、国債の発行が積み重なって債務残高が増えます。景気の落ち込みに対応する財政出動のように、必要な赤字もありますが、長く続くと利払いの負担が増え、将来世代の負担や政策の自由度の低下につながると指摘されます。一方、投資の効果で成長率が高まれば、負担が相対的に軽くなる可能性もあります。

ニュースでは、赤字が単年度の収支を指すのか、積み上がった債務残高を指すのかを区別します。対GDP比で他国と比べるときは、中央政府だけか、地方や社会保障基金を含む一般政府か、という範囲も確認します。景気の影響を除いた構造的な赤字かどうかも、論点です。

例・ヒント

例:単年度の赤字が財政赤字、積み上がった借金の総額が債務残高。両者を混同しやすい。

よくある誤解・注意点

財政赤字は毎年の流れ(フロー)、債務残高は積み上がった残り(ストック)で、別の概念です。また、赤字は常に悪いと決まっているわけではなく、大きさと使い道、経済への効果が議論されます。

関連する用語

※ 解説はAIが作成しています。誤りや古い内容を含む可能性があります。正確な内容は公的機関・原文でご確認ください。投資などの判断は、ご自身の責任で行ってください。

用語集の一覧へ 最新のレポート要約を見る →